その木どこの木?〜木材の産地認証〜
食品だけじゃない、木材もどこの地域の木か知る時代です。
フォレスト工房もくりでは、木材の産地を特定する、産地認証を行っています。
木を使った商品を買う時、それが地元の木を使っていたら、ちょっとうれしいですよね。そんな木を使った商品の材料がどこの木か証明するのが産地認証です。
もくりでは木工業者や製材会社の依頼を受けて産地認証を行っております。
もくりで採用している認証は、森林NPO針葉樹産地認証協議会(CCDP)です。この産地認証は書類だけで審査するのではなく、スタッフが山林の作業現場や製材工場に直接出向き、木材の量や保管状況などを確認し記録します。しっかりと追跡調査をすることで地域材利用の流行に乗った産地詐称を防ぎます。
産地認証を行った木材を使うことで、木工業者や工務店の製品にストーリーを生み出し、付加価値を高めることになります。
例えば、
このイスは上田市●●の山で○△林業が間伐した木を□□製材所で製材したものを使っています。
といった表記が可能になります。
認証の様子
建具組合からの依頼で家具用カラマツ材の産地を認証
①山で伐採
②伐採現場で造材された原木をチェック。木口面にもくりの刻印をおしていきます。
③製材所に搬入された原木をチェック
④製材所で加工された板の保管状況をチェック
⑤木工所に搬入された板の保管状況をチェック
⑥最後に完成した家具に、もくりが発行した認証シールを貼り付けます。(認証の対象物が材そのものや住宅の場合は産地認定証明書を発行します)
認証シール
地元材の産地を市町村単位ではなく字名・沢名のレベルまで特定し認証します。
産地認証がされた木材が必要な方はご連絡下さい。
詳しい説明を致します。